2017-10-31 10月のさいご 自作短編 よどんだ雲とわずかに映える青の空 動き出す電車に揺られながら ドアから風の冷たい手が わたしの顔肌に触れる 思わず鼻をすすって、待つ ストンッ あったかいおでんが、わんさかやってきた