itoh-imaginary0205のブログ

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衆院選2017の所感。各党の動向(1)

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 (駅構内に張り出された選挙ポスターが並ぶ。)

 

希望の党の失速?という感じのニュースを見かけましたので、小池氏の影響力は弱くなりつつあるのでしょう。正確には判断しかねますが、下の記事の通り、野党の立憲民主党と票が割れるのはほぼ確実です。

自民堅調、希望伸びず立憲に勢い 朝日新聞情勢調査概況 - 2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル

また、地方でも共闘が機能していないといったメディアの報道があるので、ここでも足の引っ張り合いが想像されます。

 <衆院選秋田>希望の2人連携暗雲 合同演説目も合わせず、溝埋まる気配なし (河北新報) - Yahoo!ニュース

野党全体が不利な状況は、首相が解散する以前から変わりません。選挙とはふつう政治家全体に緊張を与えます。90年代に小選挙区制に移ってから一者総取りに変化し、かつての自民党候補にも脅威でした。

ですが今では官邸の集権化もあって、七条解散が「伝家の宝刀」の強化版に映るようになっています。恣意的かどうかは明確にできないのは承知です。

(社説)首相の解散権 「伝家の宝刀」再考の時:朝日新聞デジタル

現状、急場で党を盛り上げて構築するのは難しいと思われます。党に所属するのは人ですから、再選可能性を賭けて対立が激化するのは仕方がありません。そして、党をまたぐ行為が平然と行われます。

ともかく、党を受け皿として人を囲められない事情が関係しているのでしょう。結党しておよそ20年の民進党の代表が退出するほどですから。政党自体の強度も下がるばかりです。結局、日本は小選挙区制を扱いにくい政治文化なのでしょうか、よもや考えようがありません。 

ただ一方で、民進党の再結集という表明も出ました。

民進、衆院選後に再結集の動き…希望伸び悩みで (読売新聞) - Yahoo!ニュース

 参議院議員民進党のまま4年以上が任されているので今後の国会運営を優先にした形でしょう。一体性ある党の議席のために必要です。

なるほど、再々編といったところですか。無所属で出ている方も取り戻すのでしょうか。彼らも出戻るのであれば、蓮舫前代表時からの党内の一新、刷新への試行錯誤から遠のく?とも感じます。

(個人の勝手な私見です。)

しかし、議席を伸ばせるか否かは、党の再編だけではなく、(自民党及び首相)業績に対する反対票だと思うので、さほど期待なく終わりそうです。

 よって今後の戦略として、野党は醜いも、健全なモンスターに変身せざるをえません。そして絶えず連立を譲歩させるほかありません。なぜならそれが公明党崩しになる可能性があり、目標は政党単位でない国会全体への再編です。今回の最大の障害は、有権者の「棄権」です。不信を残す選挙を少しでも減らせるのは野党しかない、棄権は行く宛のない手紙、そう私は思います。

圧倒的有利な自民党に脅威を与えて欲しいので、初心に舞い戻って野党を檄しました。投票率が下げて、散在した不信を増やすより、野党が統合されることの延長線に投票行為は存在すると願う方が望ましくはないでしょうか。解釈は色々あるので、異論は当然ありましょう。

 

 各党の動向(1)

次に各党の公約等を挙げていきます。

知識、投票の参考としてリンクを貼ります。公約を一覧紹介しているサイトは、

【衆院選(衆議院選挙)】:衆議院選挙2017:各政党の公約:選挙:読売新聞

 より詳細な議員の情報が必要なら、菅原琢さんという政治学者がTwitter2017年衆議院議員選挙立候補者一覧 | 国会議員白書(直リンク)置いていました。とても参考になると思います。

 

では、最初は自民党をみます。今回は公約を挙げて(2)から続きにします。公約は以下です。

【衆院選】自民党公約要旨(1/5ページ) - 産経ニュース

 関心をピックアップすると、

  • 人づくり革命

・32年度までに3~5歳の幼稚園、保育園の費用を無償化する。0~2歳も低所得世帯を無償化する

・待機児童解消のため32年度までに32万人分の保育の受け皿を整備する

・低所得家庭の子供に限り高等教育の無償化を図る。給付型奨学金や授業料減免措置を大幅に増やす

・消費税10%の増収分について、社会保障の充実と財政健全化とのバランスを取りつつ、子育て世代への投資を集中することで「全世代型社会保障」へと大きくかじを切る・29年末までに「人づくり革命」に関する2兆円規模の政策パッケージをまとめる

・財政健全化の旗は明確に掲げつつ、不断の歳入・歳出改革努力を徹底する

 

 自民党のイメージは農村優遇、年長優遇の政策がついてまわりますが、「全世代型社会保障」はかなり包括的だなと思います。働き方改革といい、耳障りの良いと思われるまでは、まだまだ幸せですけどね。

 

(2)に続きます。