itoh-imaginary0205のブログ

ゆかしい雑記物。はたまた備忘録。

”スターウォーズシリーズⅦ7(2015).Ⅷ8(2018)”

 

12月に地上波であった初放送分(7)と続編の8を映画として見に行きました。

やっぱりスターウォーズの魅力といえば善と悪の対決ですよね。しかも善から悪へ堕ちたりするのでその攻防が面白いです。私は1から見始めたビギナーですが、クワイ・ガンジンとダース・ベイダーが好きです。

6までで完結してルーカスフィルムがディズニーに変更された時、完成しきった、もう手垢のついたものだと、私はいまいち期待していませんでした。三部作も作るなんて、人気になるのかなぁと疑問に思ってましたが、観てみたら、あれっと面白い。(なんでやねんっていう笑いの方が多かったかも。)

 

|   ここからはネタバレです。↓  |

 

1番の理由は、スターウォーズの善と悪の対比が強調して描かれてない感じがしたからです。それは、善悪を離れるか、2つとも壊す、「第三の道」を目指す人々(カイロ・レンやスノークルーク・スカイウォーカーとか)が出ててきます。

 

面白かった参考レビュー

https://theriver.jp/tlj-review/

 

7に続く8は、端的にルークからレイへのジェダイの橋渡し過程を描いたものですが、単純に師匠と弟子のような教育はおこなっていません。ライトセーバー初心者のレイがカイロ・レンと互角に競り勝つくらいの(7のラスト。私は思わずツッこみを入れたくなりました。)素質的に”既に”新しいフォースの使い手でした。このような6作までの矛盾や新しさが前面に感じ、ある人は幻滅を覚えることがあるかもしれません。

 

それでもですが、8の最後に出てくる子供とそのレンを比較すれば、どちらも貧困であることや、(仲間はいても)1人で頑張って生きているという境遇が共通しています。中心人物に置かれてきたアナキンもルークもそのような気がしました。むしろ、そういう意味では決して新しい訳ではなく、連続しているのではと思うのです。

それとは別に、私が面白いと思ったのは、放射台やらの”デス・スター”の「何倍」的なのがよく出てくるところです。いつでもデス・スターは偉大だったのですね。w

今三部作はスカッとする大迫力の宇宙戦ともに、心理的支えや葛藤を注目するとより楽しめると思います。