itoh-imaginary0205のブログ

ゆかしい雑記物。はたまた備忘録。

開票と実感

 

立憲民主党議席が思っていたよりも伸びました。この感覚は希望の党が失速したことや、そして枝野さんの熱い演説模様のメディアの報じられ方によって、巻き上がったのでしょうか。もしやツイッターの反応も作用したのでしょうか。

議席の予測に関して、開票前の接戦と予想される選挙区で何個か立憲が逆転勝利を為し得たことと考えられます。

当たり前ですが、それ以上に積み上がった「比例票」もあったと思います。まだ開票が終わってませんが、私には、こんなに議席取れるとは予期してませんでした。希望の党とほぼ同じか、少ないと見積もってました。

池上さんの選挙特番を見ながら、ツイッターも眺めながらやっぱり政治は分からないなぁって驚きの確認作業をしていました。

番組キャストの峰さんがどこに投票したかを紹介していました。有権者の選択は特に興味の標的になります。

いわく、立憲民主党でという選択で、その理由と明確な根拠を持っていませんでした。代わりにあったのは自民党や安倍首相に対する失望感だったと思います。

反して、自民党に対する脅威を与えるという立場だけで野党に投票したことは、業績を無視して無謀な政党に票を流すという側面が指摘されます。ツイッターには、行き過ぎた表現も多く、彼の「頭の悪さや浅さ」との意見も…。けっこう横柄に見えなくもないですが、自民党あっての今の生活が成り立つという自然視が根底にありましょう。

しかし、私は当然のように考えなくて良いのではと思います。有権者が判断しうるほど「業績」って細々で見えると思えないからです。それが世の中の常識や判断で決定されるものとも思えません。どんな人もバイアスがあると思うからです。現状評価と見合わない票はあり得ないのだと正確に言えません。だから人物本位でも構わないと私は思っています。峰さんの言うことに、私はけっこう共感が持てました。

あと、たとえ無謀な政党でも政権交代でなく、国会内部のコンセンサスを取りつけるという目的であるなら問題ないし、むしろ活性化されると期待します。

(前にもおんなじことをブログで述べました。繰り返しですね。)

今回の選挙の議席配分で希望と立憲が分け合いました。共産党や維新の会は前回の衆院選挙より減るでしょう。公明党も伸びず苦勝。立憲民主党の躍進も含め、分散した民意をかろうじて野党が拾ったのだろうと思います。投票率も台風の割に(まとも?)高めでした。これがやっぱりリアルな声だと思いました。

一強に賛同し肯定することも必要ですが、ともに腐敗がないように票を循環させることもこの国の為になるかなと思います。

 

 

どうでもいいですが、台風の音が轟々と響いてます。 土砂災害の地域もあり、家の近くで避難勧告も出てました。自然はものすごく怖いですね。