itoh-imaginary0205のブログ

ゆかしい雑記物。はたまた備忘録。

学とは、ほど遠い政治考

書評:高安健将(2018)『議院内閣制』責任政治のために

議院内閣制は日本とイギリスで共有する政治制度です。では、具体的に議院内閣制はどのように機能しているのでしょうか。簡単に出てくる言葉は「議員(院)から選出された人々が内閣を組織して、行政権を得る」だと思います。そして、安倍内閣のように集権化さ…

参議院と政治史と制度

(備忘録) よく各社の新聞を拝見すれば、容易に理解されるのですが、参議院とは、口を揃えて個性的な期待が述べられています。それは、通説に従って「熟慮」「再考」「反省」を促す議院としての役割です。一部に、衆議院に対する差別化を目的に考えられるので…

ベーシックインカム(追記)

山森亮さん(2009)の書評を書きました。 その最後段落に「よく分からなさ」で文を閉じてしまったことが、けっこう心残りになっていました。 (うまく理解も、そして平易にも伝えられなかったです笑) なので、今日はもう少し本書の訴えを具体的に足したいと思い…

ペーシックインカムとは?《書評》

山森亮(2009)『ベーシックインカム入門』光文社新書。 ベーシック・インカム入門 (光文社新書) 作者: 山森亮 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2009/02/17 メディア: 新書 購入: 24人 クリック: 276回 この商品を含むブログ (128件) を見る 本書は2009年に、…

開票と実感

立憲民主党の議席が思っていたよりも伸びました。この感覚は希望の党が失速したことや、そして枝野さんの熱い演説模様のメディアの報じられ方によって、巻き上がったのでしょうか。もしやツイッターの反応も作用したのでしょうか。 議席の予測に関して、開票…

(2)「希望」の導き?

今日は自民党の次に「希望の党」を簡単に整理したいと思います。というか、今日の話は、政治理論?思想?なのかな、それをピン留めすることを目的にします。希望の党を掘り下げたりはしませんし、この政党を掘り下げるほどの何かが、今は浮かびませんw 余談…

「安倍首相」を眺める

(1)自民党に関連したお話です。 政治の基本から、「安倍首相」を眺めていきたいと思います。ブログなので普段通りリンク貼り付けたり、自由にやっていきます。いつも駄文ですが、読んでくれる方の何らかの刺激になれば幸いです笑 【自民党と内閣の連結?】 …

各党の動向(1)自民党

(1)の続き。教育の無償化や社会保障についての要旨をピックアップしました。 以前の2014年の自民党公約では、どのように書かれているでしょうか。 各分野のスローガンは「○○を取り戻す」でした。初めは誰から取り戻す?と思ってました。何時の主体が明白では…

衆院選2017の所感。各党の動向(1)

(駅構内に張り出された選挙ポスターが並ぶ。) 所感 希望の党の失速?という感じのニュースを見かけましたので、小池氏の影響力は弱くなりつつあるのでしょう。正確には判断しかねますが、下の記事の通り、野党の立憲民主党と票が割れるのはほぼ確実です。 自…

徒然に思うこと

連日のように希望や立憲民主党の報道やツイッターが流れてきます。 いかんせん、どこを指標にして投票すれば良いかが釈然としない。 憲法の改正の是非についても、なぜ長年ものあいだ「憲法」そのものが重要な争点に挙がるのでしょう。 学者ではないので、政…

小池百合子の変

(個人的な備忘録程度です。毎日新聞は登録していないので、表示がお願いになってますね。笑) 先日、希望の党が公認の一次候補を発表しました。 192名の候補の中から民進党出身議員が110名となりました。 会員登録のお願い - 毎日新聞 民進党側からは「…

民進党の選択

衆院選:民進党の前原誠司代表が無所属で出馬へ - 毎日新聞 ここで離党とは驚きです。 民進党代表の前原氏が「無所属」で出馬すると表明しました。 しかも党の顔である代表がそうなるのですから、混乱必至だと思います。 希望の党の期待にあやかるようになっ…

マニフェスト??

北朝鮮問題に緊張が走るなか、安倍首相の衆議院解散が決まったようです。 前回の参院選では野党を引き離して、単独過半数の議席を獲得しました。 与党大勝、改選過半数…改憲派3分の2超す : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 新党の結成で、さまさまな党…

豊田議員の謝罪会見について

「ハゲ!」でお馴染みになった議員さん。彼女は秘書に対してこうした暴言が色々あったようです。 会見はyoutube で端折りながらみましたが、彼女はどうして「自己弁護」を混ぜて話すのでしょうかと疑問が残りました。 記者団に「政治家の資質はあるか、なし…

ACCA13区監察課:|

中央政府から地方政府への権限移譲はいわゆる「地方分権化」の流れにある。 権力の対比で中央は多くの組織資源や金銭や統治能力がある。地方は、その限られた範囲で運営をしているから権力は弱い。 分権化の流れがなかなか進まないのは、基本的に中央がどの…